■ミニマムスタイルへのリフォーム
全面改修のうち、メーンは3室の仕切りを取り除いてのリビングルーム。
制約は多いが、それをクリアしていくのが 設計者の手腕。
目指すは “シンプル イズ ベスト”。
だが、この耳障りのよいことばには落とし穴もある。
そこで2種類の相反するシャープなラインのパターンを取り入れ、 アンビバレンツを試みた。
床暖房の敷きつめられた 24帖の大空間に、小さな黒いテーブルがひとつ、 いたってシンプルだ。
クライアントいわく、
「この部屋であれば額など掛ける必要はない!」と。
このシンプルな住まいにあって、一室だけは
日常の煩わしさを感じさせない非日常空間である。
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